新今里にあるちょっと有名らしい洋食屋さん、グリル太平。お皿に千切りキャベツとメインがでんと乗っている”洋食”というカテゴリー自体あまり好きではないのですが、気になっていたので行ってみました。
店内掲示のメニューはこちら。ライスは別料金。
長年変えてない風ですが、物価変動や消費税率UPなどどうされているんでしょうか。創業50年らしく、内装のレトロ感も手伝って七福亭と同じ雰囲気を感じる。でもこの土地にして強気の禁煙。いいですね!
特製とんかつが気になりましたが、マンジェと比べてしまいそうで思い止まる。そうはいっても牛も同様なので…うーん
店内の掲示物。何かの雑誌で紹介されたようですね。ハンバーグ推しに従ってみることにします。既に煮込んでるだけあって出てくるのめちゃ早いっすよ。
キタワァ・*゚(n'∀')η゚*。・!!
うん、確かに箸で切れる。柔らかい。
豚ロースと牛ヒレのひき肉、およびタマネギのみでパン粉なし。
味はというと、既に何度か書いていますが「ハンバーグという食べ物自体、味の振れ幅は上に小さい」と思っています(挽肉だからでしょうか?)。そしてその通りでした。じゃあ不味いかというとそんなことはありません、美味しいですよ。とらちゃんや听のハンバーグより美味しかったかも。
ちなみに写真では伝わりにくいですが、このハンバーグかなりデカいです。330gでがっつり満腹に。
ここはやはり特製とんかつも食べてみないことにはこの店の真価を見極めることはできません。てわけで後日再訪、特製とんかつを注文。
やはりデカい。肉が分厚いので揚げ時間も長め。
ちと切りにくいですが頑張って切りました。
肝心の味はというと…残念ながら。肉の旨みはなく、溢れ出る脂の甘味は弱く、かかっているソースもありきたりの味。不味くはないです、ただ普通です。量は多いですが価格がライスつきで1,700円ですからね…安いとは言えません。
マンジェと比べるのはさすがに可哀想ですが、あちらは塩で食べても目を閉じるほどの旨みですからね。あぁ、結局比べてしまった。
住所:大阪府大阪市生野区新今里3-20-26
営業時間:11:30〜21:00 日曜は17:00〜21:00
定休日:不定休
カード利用:不可
噂では店主は頑固親父らしいのですが、私が行った時は「人の良さそうなおじいさんだなぁ」という印象。でもこだわりは強そう。ワインにも詳しいらしく、夜はまた違った趣のある店になってそうですね。
評価は中の中。
古き良き時代のままのお店という感じ。こういうの好きな人にはいいかも。