2016年5月28日土曜日

ひないや 北新地

ひないや

北新地にある高級焼鳥、ひないや。その名の通り、比内地鶏のお店。一昨年に香里園から移転してきたようです。知人のオススメがあり、行ってみました。

鶏でまったくテンションが上がらないのは美味しいのを食べたことがないからに違いない、との予想を裏付けるべく。

ひないや

席はカウンターが10弱、二人席が3つか4つ?、あと4人用の半個室がひとつ。落ち着いた雰囲気です。

ひないや

メニューはこちら。いざ!


ひないや

まずはお通し。牛乳豆腐?らしく、食べるとチーズのようなもっちゃりとした食感。美味い…思わず目を閉じる。味噌も甘くてマッチ。無限に食べれそうです。

ひないや

荒挽きのつくね。味は…普通でした。お通しで極限まで高まった期待値がここで萎む。ハンバーグもそうですが、ミンチにすると難しいですよね…。ところで卵きれいですね。お見事。

ひないや

もも一枚焼き。「美味しんぼでも紹介された」との記載が。知人もオススメしてたので注文してみましたが…こちらも普通。もちろん決して不味くはないですし、皮はパリパリで身も柔らかいんですが、肉の旨みが弱い。残念。

ひないや

ハツ。ここで一気に盛り返す。美味い!!!!程よい歯応えと肉の旨み。メニューに「この味わいは何というおどろきのハツ」と書いてあるだけあります。いや、全部こんな感じで書いてるんですけどね。

ひないや

ハラミ。これも旨っ!上品な脂と溢れる肉の旨み。「これで6羽使ってます」と店主。「今2羽目食べてます^^」と返す私。

ひないや

せぎも。これも知人オススメでした。キモとは違うのかと聞くと、どうやら腎臓。見た目もグロく、食感もグr…すいません、ちょっと苦手です(^^;好みなんでやむなし

ひないや

皮。今まで食べてきた、ただギッシュなだけの脂とは違う、甘みと旨み。

ひないや

ホワイトレバー。サービスで頂きましたが、これがMVM。レバー特有のボロッとした食感や臭みは皆無。フォアグラのような食感で無限に食べれそうです。

ホワイトレバーは通常のレバーと違い、脂肪部分が多いもの。フォアグラは人工的に作ったものだが、こちらは自然にできたもの。歳をとるほどホワイトレバー率が上がるが、当然肉の味が落ちる。うちで出してるのは希少な若い鶏のホワイトレバーのみ、らしい。すげえ。

なんでも、店主は昔給食でレバーが嫌いになったそうで、自分と同じ境遇の人に是非食べて欲しいという思いがあるようです。ありますよね、それが嫌いというより不味いそれを食べてきただけ、みたいな。是非。

ひないや

最後にデザートを出してくれました。ケーキ不味いです。ここで大きく外してくるのはご愛嬌ということで(^^;



住所:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-10-16-6F
営業時間:18:00〜23:30(Lo22:30)
定休日:日曜、祝日の月曜
カード利用:可


非常にこだわりが強く、かつその範囲が広い店主のようで、注意を払わなくてもそこここにその片鱗を見ることができると思います。しかしそれを押し付けたり、ドヤるような人ではないようで、非常に丁寧で腰の低い好々爺という感じ。

なお、コスパは良くないです。店主が自負してるくらいですから(^^;食べログで得点が不当に低いのはそのせいかと思われます。低所得者は無理して行かないように。


評価は上の下
是非また行きたいですね。大人デートに最適かと。