2015年12月19日土曜日

けとばし屋チャンピオン 天満

チャンピオン

JR環状線天満駅から徒歩数分のところ、にしやんのすぐ横に立地する馬肉専門店、チャンピオン。福島店が本店のようで、こちらは二店目。

にしやんと同じく天井から電車のガタンゴトンが聞こえるお世辞にも落ち着ける店ではありませんが、各所で評判がいいので試しに行ってみました。

焼肉店でたまに馬刺しや桜ユッケを食べることはあれど、馬肉専門店とは…どんなもんなんでしょ?わくわく


チャンピオン

つきだしの豆腐のジュレポン酢がけ。どうやら400円。味は普通。さらっと流してメニューをば。

チャンピオン

まずはナマもの。盛り合わせ1,780円を注文してみた。

チャンピオン

左から順に、カイノミ、バラ、フタエゴ、モモ、タテガミ。

カイノミがMVM、程よいサシと赤身から溢れる旨み。フタエゴは赤身が硬くて何回噛んでもスジが残りイマイチ。モモは赤身、タテガミは脂身で、店員さんに言われた通り同時に食べるとちょうどいい感じでした。なお、九州のやや甘めの生醤油で食べます。お好みで生姜ニンニクを添えて。

全体的にサシはしつこくなく赤身をがっつり食べる形でこれが馬か、と牛との違いを感じる。多すぎるサシにうんざりしつつある私にはちょうどよかった。

盛り合わせにはなかったけどどうしても食べてみたかった馬レバを単品注文↓

チャンピオン

見た目は牛と大差ありませんが、食べると歯応えに驚く。しかし不快ではない。鮮度も良い。ハマりそ。玄米塩とごま油で。

チャンピオン

続いて焼き。前情報では「焼きは馬の良さが台無し、生の方がいい」と聞いていましたが、はたして?

チャンピオン

1人前で注文すると二切れずつ。「普段は5種のところサービスで7種」と言われました。ラッキー?赤字はレアで、黒字はミディアムレアで、とのこと。

チャンピオン

焼肉と同じく、セルフサービスで焼きます。最初だけ店員さんが指導しつつ焼いてくれますが、「どうですかうちの肉は?^^」と見つめてくるのでちとやりにくい(^^;

全体的な評価としては、「口に入れた瞬間は期待させる風味を放つが、噛んで味わううちにガツンと来ると思ってた肉の味が来なくてしょんぼりする」です。竜頭蛇尾とはまさにこのこと。ゆえに塩ではなくタレおすすめ。

というか、最初からタレでって言われましたね。塩で食べてみた私が悪い。勘違いしてほしくないのは、決して不味くはないです。むしろ美味しいです。きっと馬肉ではチャンピオンなんでしょう。しかしどうしても(美味しい)牛と比べてしまうと…という意味です。


確かに生の方がポイント高いですが、焼きの風味+タレも捨てがたい。やはり前情報の通り、生:焼き=7:3くらいが正解かもです。

チャンピオン

おまけに一品、桜メンチカツ250円なり。評価は他の焼きとほぼ同じです。うむ、悪くない。




住所:大阪府大阪市北区天満橋3-2-16
営業時間:16:00〜24:00
定休日:なし
カード利用:不可


予約必須。ブラっと行ってすぐ入れることは少ないかと。かなりの人気店です。味だけで言えばもっと美味しい牛肉店は数あれど、これだけ美味しい馬肉をふんだんに食べれる店はなかなかないですしね。

サシばかり多く味の薄い牛肉を食べるくらいなら、ここで馬の赤身をモリモリ食べたいです。馬並みになりますよ(?)


評価は中の上
馬肉が恋しくなったらまた来ますね。